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マネージメント

なんとなく、時期はDARK MOON撮影中、ロケから帰ってきたあたりかなー、とか。


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「よかったよ、道が思ったより空いてて」
「そうですね、これなら余裕を持って着けそうですね」
「…なあ、蓮、さっきのスチール撮影でさ、ちょっと注意されたよな。」
「…はい。」
「俺もはっきり気がついてたわけじゃないんだけどさ。まあ、毎日会ってるし。」
「はい。」
「マネージャーとして、気をつけてきていたつもりではあるんだけど。」
「はい。」
「…今までに鍛えすぎてサイズが変わって、なんてこと、なかったよな?」
「…ありませんでしたね」
「ここんところそれほどトレーニングに打ち込む時間もなかった気はするし、役作りでってこともないよな?」
「…はい。」
「不摂生でやせたり、たるんだりってよりはよっぽどいいとは思うんだけどさ。サイズ変わるほどはやっぱり良くないよな。」
「そうですね、ちょっとやりすぎたとは思ってます」
「…なんだ、自覚はあるんだな」
「まあ、思い当たる節は…」
「で、なんなんだ、胸囲が変わるほどトレーニングする理由ってのは」
「……」
「言いたくないんだったら無理に聞き出すようなことはしたくないけどさ。これ以上体型が変わったら仕事に差し障るんだぞ」
「それは分かってます」
「ムキムキなモデルってのは有りではあるけどなあ。敦賀蓮のイメージじゃないだろ」
「それも分かってます」
「で?」
「はい?」
「理由だよ、り・ゆ・う」
「結局聞き出すんじゃないですか」
「そんなに言いたくないことなのか?」
「そういう訳ではないですが…」
「言ってくれれば、同じこと繰り返さないで済むかもしれないんだぞ」
「…ここのところ…」
「うん!」
「なんですか、嬉しそうに」
「なんだよ、相槌うっただけだって!」
「…ここのところ、連日最上さんと顔合わせてるんですよ」
「まあ、DARK MOONの撮影がかなり詰まってるからなあ」
「会うと、まあ、なんとなくそばにいることが多いじゃないですか」
「そだな、キョーコちゃんも寄ってきてくれるしな」
「…帰ると、色々考えちゃうんですよ」
「色々って何だ・・色々って。悶々としてんのか?」
「もんも…もうちょっと言い方ないんですか?」
「言い方変えたって同じだろ!」
「…それで、余計なこと考えると眠れなくなるんですよ」
「…お前なんか、危ないぞちょっと」
「だから、昇華しようと思って、トレーニングルームにこもってるんですよ」
「おま……」
「……」
「言わなきゃよかった、て顔してんじゃない!どんだけ抱え込んでるんだよ」
「だからってそのまま表に出すわけにいかないじゃないですか!」
「出せよ、もういっそのこと!」
「逃げられて終わりですよ、そんなことしたら」
「ああ、抱かれたい男No.1の称号が泣いてるよ…」
「だから、そんなの最上さんには関係ないって‥」
「あー、わかったわかったよ。とりあえず今の問題はお前の体のサイズの方だ。
お前、あれだ。今日から、トレーニングルームにこもってもいいけど、筋トレ禁止。走れ。漕げ!」
「それが解決策ですか…」
「だってしょうがないだろ、原因は取り除けないんだから。誰かがへタレなおかげで」
「…着きましたよ」
「しかしお前、よく食わずに筋肉つくなあ」
「……」
「ちゃんと食えよ、ガス欠になるぞ」
「…はい」
「んじゃ、行こうか」
「…」
「悔しかったらへタレを卒業するんだな」
「…」
「蓮、顔顔!ちゃんと直してから行けー」
「……」


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